【6泊8日モデルコース】過酷すぎるバス移動…13万円のツアーでのスペイン旅行をまとめてみた【現地レビュー】
お疲れ様です!ファラデーです。旅行でスペインに行ってきました。HISの8日間のツアーでスペインに行こうと思っている方へ、ツアーの様子を紹介します。
事前準備
ツアーか自分で手配するか決める
男子だけでの旅行だったので、正直ツアーじゃなくても良いんじゃないかと考えていました。移動に自由は無さそうだし、他の人と一緒だし…
しかし、国試前で時間がとれなかった事もあり、一部に自由行動があるツアープランを選択しました。振り返ってみると、ツアーにしておいて本当に良かったと思います。
アルハンブラ宮殿では観光客数制限を設けています。個人で旅行した友人には、チケットが取れなかった人もいたようで、この点でもノウハウのあるツアー会社に依頼して良かったなぁと感じました。
いくつかの旅行代理店を検討して、H.I.S.の"安心の頼れる添乗員同行の旅 新・大満喫スペイン8日間"を申し込みました。
前金と支払金を合わせて、およそ13万円。かかった費用は、後ほどまとめたいと思っていますが、「13万円+現金(4万円相当)+クレジット利用額」でした。
1日目
モスクワ経由でバルセロナへ
出発の1ヶ月ほど前に、出発時刻と航空会社に関する連絡がありました。今回は、13:30発のアエロフロート航空(ロシア)でした。
まずは、モスクワのシェレメチェボ空港まで約10時間のフライト。しかし、いきなりのハプニング。強風のため、日本からの出発が2時間遅れてしまいます。その結果、モスクワでの乗り換え時間がほぼ無くなり、シェレメチェボ空港をダッシュする事になってしまいました。
モスクワからバルセロナの航空会社も、同じアエロフロート航空でしたので、なんとか乗り換える事ができ、今度は5時間のフライト。深夜にバルセロナ空港に到着しました。ここで、2つ目のハプニング。モスクワでの乗り換え時間が無かったせいで、預けた荷物がモスクワに取り残されてしまうという事態に。翌日、バルセロナ市街を観光した後に空港に立ち寄り受け取る事になりました。
着替えに関しては、事前に「ロシアの航空機は到着日に預けた荷物が届かない事があるので、1日分の着替えは用意しておくように」と言われていたので、事なきを得ました。
空港からバスで30分ほど移動し、バルセロナ近郊のホテル"Campanile Barcelona Barbera"に宿泊。宿は、シャワーはしっかりお湯が出るし、部屋も綺麗。Wi-Fiも完備。ドライヤーなどはありますが、歯ブラシなどは自分で用意しておく必要があります。
2日目
翌日は、ホテルのビュッフェで朝食をとり、8:30に集合。バルセロナ市内観光。
サグラダ・ファミリア
それぞれの観光地では、日本語が使える現地ガイドの方が、送信機を使って解説をしてくれました。ガイドの近くにいかなくても鮮明に聞こえます。
バルセロナ市内観光
続いて、バスに乗車しながらですが、カサ・ミラ、カサ・バトリョを見学。こちらもガイドの方が解説してくれました。
その後、カタルーニャ音楽堂、モンジュイックの丘を観光し、ランチ。”Marina Bay by Moncho's"にて、パエリアやサングリア&カヴァを楽しみました。
バレンシアへ移動
その後、バレンシアまでバスで5時間、370kmの移動。途中で、タラゴナに立ち寄り、円形競技場を見学。バレンシアでは、TRYP ALMUSSAFESに宿泊。初日に引き続き、綺麗なホテルでWi-Fiもありました。夕食はホテルでとりました。お酒は別料金。
3日目
ラ・マンチャ地方
3日目は、バレンシアからラ・マンチャ地方へ移動。ラ・マンチャ地方は、ドンキホーテの物語の舞台となった場所。いくつもの風車がありました。
ランチは、ドンキホーテメニュー。正直、どのへんがドンキホーテなのか感じられませんでしたが、物語に出てくるものなんでしょうかね。
グラナダへ
その後、グラナダへ向けて移動。グラナダでは、夕食は自由。初の自由行動です。ホテルの近くにはピザハットやマクドナルドもありましたが、せっかくのスペイン。トリップアドバイザーでお目当の店を見つけて、タクシーで向かいました。
Restaurante Bar Leon (グラナダ) の口コミ200件 - トリップアドバイザー
男4人なので、治安は気にならず。料理やお酒は、ボリュームたっぷりで大満足。ちなみに日本人のスペイン語の発音が上手いという噂を検証するべく、"Qué me recomienda?"(オススメはなんですか?)や、"¡La cuenta, por favor!"(お勘定お願いします!)を使ってみました。しっかりも伝わり少し感動。
街を少し散策した後、タクシーでホテルへ。タクシーは英語が分かったり分からなかったりという感じなので、Google Mapで場所を見せて動いてもらいました。
4日目
アルハンブラ宮殿
観光大国スペインでも人気の高いアルハンブラ宮殿へ。こちらでも現地ガイドによる丁寧な解説を聞きながら観光する事ができました。アルハンブラ宮殿では、観光客の数を制限しているそう。中国などのこれまであまり来なかった国からの観光客の増加により、段々チケットが取りづらくなっているとのこと。個人旅行ではチケットが取れずに、内部に入れない可能性もあるので注意が必要です。
ミハス
一言で言うなら、「どこを撮ってもインスタに載せられる街」。街のどこにいっても綺麗な光景が広がってます。ランチを食べる場所は沢山ありますが、いわゆる観光地のレストランという感じで、ちょい高め。料理は美味しい。
その後、セビリアへ移動し、TRH LA MOTILLAで宿泊。夕飯はホテルでビュッフェ。空き時間には、近くのスーパーでアリオリソースを購入し、ポテトチップスにつけて夜食にしました。
5日目
セビリア大聖堂
たまたまミサをやっている時間帯に到着。写真撮影やおしゃべりはNGという事で内部へ。建造物と音楽の荘厳さは圧倒的!
個人的に宗教なんて…という考えでしたが、ここまで迫力があると、世界中に宗教が存在するわけが少し理解できた気がしました。オススメです。
メスキータ
コルドバに移動し、メスキータを見学。ツアー最後の現地ガイド(3人目)の解説を聞きながらの見学。その後、周囲にあるユダヤ人街などを自由に散策。
マドリード
マドリードへ移動し、TRYP Madrid Airport Suitesに宿泊。5日目と6日目は同じホテル。ジュニアスイートで、リビングがついていました。これまでの全てのホテルに関して不満はありませんでしたが、やはり部屋が広いのは嬉しいですね。
6日目
9:00に集合し、バスでスペイン広場まで送迎。
色々オプションツアーが用意されていましたが、完全フリーのコースを選択しました。
サンチャゴ・ベルナベウ
まず地下鉄で、あのレアル・マドリードの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」へ。
どこでチケットを買うのか分からず、スタジアムをぐるっと一周すると、7番窓口で売ってるよとの事。クリロナの背番号関係してるんでしょうか?
ベルナベウ・ツアーのチケットを24ユーロで購入。なかなか高いなぁ…と思っていましたが、スタジアム内を一望出来るだけでなく、レアル・マドリードの歴史や映像など多くの展示物を見学出来ました。「レアル・マドリード博物館」に来たと思えば、それほど高くないかも。ツアーを終えると、オフィシャルショップにつながっています。
マドリード市街地
メインストリートであるグラン・ビア通り付近を散策し、生ハム博物館(museo del jamon)・カカオサンパカ、サンミゲル市場へ。
ムセオ デル ハモン 行く価値あり? - トリップアドバイザー
Cacao Sampaka (マドリード) の口コミ26件 - トリップアドバイザー
サンミゲル市場は、観光用の施設らしく、結構割高な印象。タパスなどはとても美味しかったですが、ジプシーなどがいたのが少し気になりました。
土産物購入
「エル・コルテ・イングレス」でオリーブ・オリーブオイル・カヴァを購入。矢印のオリーブオイルが今年のオススメらしい。スタビライザーで撮影していると、レジのスペイン人に「それどこで買えるんだ?」と話しかけられ、盛り上がりました。
Uberでバル"El Tigre"へ
荷物も増えてしまったので、どこかのタイミングで使いたいと思っていたUberを呼び出して夕食へ。英語は全く通じないドライバーでしたが、場所をアプリで伝えてあるので問題ありませんでした。Uberは海外の方が役立つ印象です。
夕食は、"El Tigre"。ドリンク(6€)を注文すると、大盛りタパスがついてきます。男4人でもお腹いっぱいになりました。多国籍な人々でかなり賑わっていました。
El Tigre (マドリード) の口コミ1,473件 - トリップアドバイザー
7日目&8日目
帰りの飛行機は出発が遅れる事もなく、乗り換えにも余裕がありました。
まとめ
移動
行き帰りの飛行機はもちろん、移動のバスもかなりの長時間でした。ツアー参加者は、男性グループ2組、女性グループ5-6組、家族1組。安いのが魅力ですが、自分も「年を重ねたら厳しいかな…」と感じました。
Wi-Fi
今回は、ツアーに海外用ポータブルWi-Fiがついてきました。(グローバルWi-Fi)
別途申し込む必要がないので、手間はかかりません。300MB/日を超えるとデータ通信が制限されるので、日本のような感覚で使う事はできませんが、LINEやTwitter程度ならストレスなく閲覧できました。
今回のツアーでは、宿泊したホテル全てにWi-Fiのサービスがついていました。ポータブルWi-Fiよりも快適でしたが、ツアー客全員が一気につなぐ事もあるのか、スピードはそれほどありませんでした。写真などのアップロードは、ホテルで行いました。
機器の返却は、空港についてから返却ボックスで行いました。
治安
男子だけのグループなので、特に気になりませんでしたし、危ないエリアには近づかないようにしました。グラナダやマドリードでは完全フリーで散策しましたが、大通り以外での女性のみの行動はイマイチかなと感じました。
スリが多いので、バックパックは前に背負った方が良いとの事でしたが、流石に歩きづらいので背後に注意しながら行動していました。幸い、何事もありませんでしたが、街中を歩く際は、可能ならショルダーバッグ前掛けが良いかもしれません。
スタバのトイレ
スターバックスでは、レシートにトイレの暗証番号が書いてありました。それをトイレのドアについている鍵に打ち込むと使えるスタイル。(写真では番号消してあります。)
最終魔法が使える本
コルドバにあるメスキータに展示してある本。エクスカリバーとか使えそうになりそう。
ダイソンのハンドドライヤー
掃除機とか扇風機のイメージでしたが、いくつかの場所でダイソン製のハンドドライヤーを見かけました。風圧がめちゃくちゃ強いのですぐに乾きます。日本でもあるところにはあるんでしょうか。
持っていったモノ
【必須携行品】
- パスポート
- 現金(¥40,000 = 320€。空港で換金しました。)
- クレジットカード(VISA)
【一般】
- 歯ブラシセット(パンフレット上では歯ブラシが付いているはずのホテルでも無い事があったので、持っていって良かったです)
- 洗顔
- 小タオル
- ネックピロー
- メガネ
- コンタクト
【電子機器】
- iPhone
- iPad(Kindleに何冊か本を入れておいて、飛行機で読みました)
- 一眼レフ
- 一眼レフの充電器
- JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド
- GoPro HERO4 SILVER
- GoPro用 予備バッテリー
- Feiyu Tech FY-G4 ULTRA(GoPro持ってるなら、オススメです。)
- Feiyu Tech FY-G4 ULTRAの充電器(本体に付属されています)
- Feiyu FY-G4 ULTRA 延長ポール
- Feiyu Tech FY-G4 ULTRA ポータブルケース
- 変換プラグ
- 延長コード
- AirPods(飛行機では使いませんでした。)
- MacBook Air(バス移動の間に撮影した動画を編集してました。)
- MacBook Airの充電器
- cheero Power Plus 3
【衣類】
- ジャケット:1枚
- トップス:8枚
- パンツ:2枚(チノパン・ジーンズ)(現地で1枚買い足しました。)
- 下着:8枚
- 靴下:8枚
- BAGSMART トラベルポーチ 4点セット(コンパクトに荷物がまとまりました)
【バッグ】
- スーツケース(小さいもの。お土産はあまり買わなかったので困りませんでした。)
- バックパック(バス内で使いたいネックピロー・パソコン・本を入れていました。観光の際には、バスに置きっぱなしに。)
- ショルダーバッグ(移動用に。GoPro・一眼・パスポート・財布を入れてました)
一番のオススメアイテムは『Feiyu Tech FY-G4 ULTRA』
以上がスペイン旅行のまとめです。なにかの参考になれば幸いです。